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俺流メイポ小説

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小さな村の昔話 第2章:最後の小さな希望 

~前回のあらすじ~



これは、リエンの昔話。


伝説の5人の勇者は、村長タモモから助けを求める手紙が届く。


村を助けにリプレへ行き、ホーンテイルを倒す。すると、ホーンテイルの頭に、人形のような紋章が・・・。


そこへ、突然ピンクビーンが現れ、拳を開いて立てがやられてしまう。その後、残りの4人も・・・?


人形の紋章の意味とは!? 伝説の勇者たちは無事なのか!?


~本編~


ピンクビーンの攻撃により起こった砂煙は、まだ続いている。


砂煙がだんだん薄れていく。


・・・!?


村長タモモ:英雄・・・様?


・・・そこに、伝説の5人の勇者の姿はなかった。


ピンクビーン:あれ、消えちゃった。つまんないの・・・。まぁいっか。どうせ人間だし。


ピンクビーンはラジコンで遊びながら、帰っていった。



そのころ、リス港口で・・・


――リス港口


テオ:おい、海岸に人間が5人うちあがってるぞ!


リス港口には、すごい人だかりができていた。


よく見ると、確かに人間が5人いる。


!?

この5人こそ、伝説の5人の勇者ではないか。


5人はぐったり力なく倒れている。しかし死んではいないようだ。


エリニアの妖精たちが、ヒールで5人の傷を癒している。


すると、最初にダークロードが目を覚ました。


ダークロード:ん?こ、ここはどこだ!?ピンクビーンは何処へ・・・。

妖精マル:どうしたのですか?ここは、リス港口です。あなた方は、そこの海岸にうちあがっていたのですよ。ピンクビーンとは・・・一体何のことです?

ダークロード:リス港口?何故、俺はここにいるのだ?さっきまでリプレにいたはず・・・。


そこで、ハインズが目を覚ました。


ハインズ:く・・・。なんとか助かったか。

ダークロード:おい、ハインズ。助かったって・・・お前が何かやったのか?

ハインズ:危ないところじゃったから、わしがテレポートで、できるだけ遠くへ飛んだのじゃよ。そして、ここについたわけじゃ。お前は頭にくると、すぐ暴れだすからのぅ・・・。手がおえんわい。

ダークロード:な、何をっ!・・・くっ。


ダークロードが飛び掛ろうとすると、ダークロードの全身に痛みが走った。


妖精マル:そんな暴れてはなりません!あなた達の傷は、まだ完全に治っていないのですから・・・。せめて、今日1日くらい、安静にしていてください。

ダークロード:うむ・・・。そのようだな。


2人は再び倒れ、体を休めた。


すると、残りの3人も、次々に目が覚めた。ハインズは3人に事情を話した。


その後、それぞれの1番弟子がリス港口まで迎えに来て、5人を連れて帰った。


次の日。5人の体は治った・・・と思われた。


拳を開いて立ては、いつものように、新しく来る冒険者に力を分けていると、急に胸が痛み出し、倒れてしまった。


命に別状はないが、いつものように仕事をすることができなくなっていた。


ハインズが自分の図書館で調べた結果、ピンクビーンの攻撃の後遺症だということが分かった。


ハインズは、拳を開いて立ての居るエリニアのマルの森へ行き、マルに、拳を開いて立ての倒れた原因を伝えた。


その後、ハインズは4人の勇者を呼び集め、お見舞いに行った。


カイリン:くそっ。ピンクビーン・・・恐ろしい力だ。

ヘレナ:無事だといいんですが・・・。


そこへ、幼い5人の子供がやってきた。


子供1:拳を開いて立て様、大丈夫ですか?

子供2:僕たち、お見舞いに来たんですが・・・。


4人の勇者は、子供たちを心配させないようにと、わざと嘘をついた。


ヘレナ:あ、あぁ。拳を開いて立てさんならなら、もう大丈夫です。

カイリン:そのうち治ると、エリニアの妖精たちが言っていた。心配しなくていいぞ。

子供3:わぁい!僕、強くなったら、戦士になりたいんだ。拳を開いて立て様、病気が治ったら、お願いします!

子供4僕は弓使いになりたいんだけど・・・他の皆さんもいいですよね?

ヘレナ:ええ、もちろ・・・


バタッ


突然ヘレナが倒れた。


ダークロード:だ、大丈夫か?

ハインズ:早く妖精たちを・・・


ハインズも倒れた。


すると、次々に勇者たちが倒れていくではないか!


拳を開いて立ても、具合が悪そうだ。


どうすればいいか分からない子供たちは、黙ってこっちを見つめていた。


子供5:だ、大丈夫ですか・・・?!


しかし、5人は何も反応をしない。もしかしたら、死んでしまったのかもしれない。


ハインズ:そういえば、わしの研究所には・・・周りに居たものも、後遺症が残る場合があると書いてあった・・・。


きっと、他の4人も後遺症が出たに違いない。


拳を開いて立てが、今にも死にそうな、小さな声で、ある1人の子供に言った。戦士になりたいと言っていた、あの子供だ。


拳を開いて立て:君・・・私には、もう力が残っていない。私に残っている全ての力を、君にたくそう。ビクトリアアイランドを・・・いや、このメイプルワールドを救ってくれ。たの・・・むぞ・・・。


そういって、拳を開いて立ては、ぐったりと倒れてしまった。


他の4人も、決心したように、顔を見合わせうなずき、拳と開いて立て同様に、自分の残っている全ての力を、子供たちに力をたくした。


子供たちは、泣いていた。


拳を開いて立ての最後の力をもらった戦士の子供のは、マイペースな龍。

ヘレナの最後の力をもらった弓使いの子供のは、勘の効くぽっぽ。

ハインズの最後の力をもらった魔法使いの子供のは、優しい苺。

ダークロードの最後の力をもらった盗賊の子供のは、しっかりもののシナモン。

カイリンの最後の力をもらった海賊の子供のは、冒険が大好きな焔丸。


・・・という。
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小さな村の昔話 第1章:小さな村の昔話 

――リエン。


ビクトリアアイランドから海を渡ったところにある、小さな村。


このリエンの1人の少年が、お母さんに何か話しかけている。


少年:ねぇ、お母さん。この本、なんていうの?


その本には、「勇者の小さな後継者」と書いてあった。


お母さん:これは、「ゆうしゃのちいさなこうけいしゃ」というの。リエンにずーっと昔からある、昔話よ。お母さんも、昔読んだことがあるわ。

少年:へぇ、そうなんだー。ねぇ、僕もこの本聞きたい!ねぇ、読んで!

お母さん:ええ、いいわよ。昔々・・・



――ビクトリアアイランド。

ここには、たくさんの冒険者がいる。


これらの冒険者を生み出したのが、拳を開いて立て、ヘレナ、ヘインズ、ダークロード、カイリンの5人である。


この5人は、「伝説の5人の勇者」と呼ばれ、勇者としての経験も豊富で、メイプルワールド上で最強だといわれていた。



ある日、5人のもとへ、1通の手紙が届いた。


「伝説の5人の勇者 様へ。

 私は、リプレの村長のタモモです。

 実は、我々が住むリプレが、危機に陥ろうとしているのです。

 ここ最近、モンスターは様子が変なのであります。

 オシリア大陸のオルビスでは、パパフィクシが突然町に現れ、村人を襲い、

 ルダスレークのルディブリアムでは、次元の裂け目からモーメガバンやビシャスプラントが現れ、町のおもちゃを全 てモンスターにしてしまい、
 
 エルナス山脈では、ジャクムがダンジョンの深くから出てきて、灼熱の炎で山の氷を溶かし、町は洪水になりまし  た。

 オルビスやルディブリアムには、有力な冒険者を送り、なんとかモンスターの暴走を止められたのですが、

 我々の住むリプレには、森の中にレッドドラゴンとグリフォンがいますし、もっと奥には、邪悪な龍、ホーンテイル がいます。

 さらに、それに加えて、リプレの上空に浮かぶ時間の神殿の奥には、メイプルワールドで1番強いといわれる、あの 魔物がいます。

 いくら有力な冒険者がいても、この強敵には、歯が立ちません・・・。

 そこで、あなた方の力をお借りしたいのです。

 メイプルワールド上最強のあなた方なら、きっとこの危機を乗り越えてくれるはずです。

 準備が整いましたら、我々の住むリプレへとお越しください。

 よろしく頼みます。
 
                                             村長タモモより」


5人はそれを見て、驚いた。


自分たちの住むビクトリアアイランドは、何の害も受けていないではないか!?


いつものように、平和な生活を送っているのに、なぜ他の大陸だけでこんな事件が起こっているのだろうか?


5人は考えた。


・・・


そして、1つの結論を出した。


きっと、この事件には「モンスターの黒幕」があるはずだ。 と。


5人は、自分の1番弟子たちに事情をいい、リプレへと出発した。



――リプレ


リプレに到着した5人は、村の光景を見て、驚いた。


町中がボロボロで、人1人姿が見えない。


村中を探すと、村長の自宅の片隅に、タモモがいた。


タモモ:あ、あ・・・ゆ、勇者様。いらっしゃいましたか・・・!こ、これで助かります。

拳を開いて立て:この村の光景は・・・いったい何があったんですか?

タモモ:実は・・・レッドドラゴンとグリフォンがついにやってきたんです。この2匹は有力な冒険者が倒してくれましたが、ホーンテイルまで来ては・・・。

カイリン:ふむ。分かった。私たちが食い止めよう。

タモモ:ほ、本当ですか!?あ、ありがとうございます。

ダークロード:で、そのホーンテイルはどこにいるのだ?

タモモ:そ、それが、分からないのです。襲撃した後、どこかにいきましたので・・・。

ハインズ:では、私がテレポートして・・・

ヘレナ:シッ!静かにして。何か音が聞こえる・・・


ドーン・・・、ドーン・・・


拳を開いて立て:む?この音は・・・?


ドーン・・・、ドーン・・・


だんだん音が大きくなってきた。


ハインズ:やや、ホーンテイルの足音ではないか?


ドーン・・・、ドーン・・・


カイリン:こちらへ向かってきている!?

ダークロード:む、そこかっ!


ダークロードが、手に持っていた手裏剣を投げた。


ホーンテイル:ぐおー!


ホーンテイルに命中し、うなり声を上げた。


ダークロード:ふむ。やはりな。みんないくぞ!


5人はいっせいに、上級の攻撃スキルを発動した。


どすーん・・・


ホーンテイルが倒れた。


カイリン:ん?このホーンテイル・・・。頭に何か、変な紋章があるぞ。

ヘレナ:本当ですね。この形は、何を表しているのでしょう?

拳を開いて立て:人形・・・か・・・?私にはそのようなものに見えるが。


ホーンテイルの頭には、人形のような、奇妙な紋章があった。


ハインズ:人形?そういえば、人形使いというのを聞いたことが・・・


ズドーン・・・


ダークロード:な、なんだ!?

???:お肉、おーいっしー♪いぇーい!

拳を開いて立て:お、お、お肉だと!?

???:ラジコン、たーのっしー♪やっほーう!

カイリン:ラジコン!?

???:よし、やっちゃえー!えーい!


ズドーン!


ヘレナ:あ、あれはなんですか!?モンスター・・・なのですかね?

ハインズ:あれは確か・・・そうだ、ピンクビーンという魔物だ!

タモモ:そうです!あれが、時間の神殿の奥に住む魔物。ピンクビーンです!


5人の前には、可愛らしいピンクの小さな角の生えたモンスター(?)がいました。


ピンクビーン:お?あいつらは人間かな?ならやっていいんだよね、ひゃっほー!

拳を開いて立て:危ない!


拳を開いて立てが、みんなを守ろうと、他の4人の前で出て、攻撃を受けた。


ーッ!


拳を開いて立てに攻撃があたり、音もなく終わった。


スタンスが発動されているからノックバックしていないのだが、4人は気づかず、拳を開いて立てが無事だと思った。


・・・ドサッ


5人の中でも1番耐久力の高い拳を開いて立てが、1発でやられた。


カイリン:な、なにっ!?

ヘレナ:拳を開いて立てさんっ!

ピンクビーン:おぉーう、やーるねー☆被害者を1人で食い止めるなんてー。

ダークロード:くそ、この野郎・・・。よくも・・・うぉおおおぁああああああ!!!

ハインズ:駄目だ、今コイツに攻撃しちゃ・・・


ッス。


ピンクビーンは、身軽に攻撃を避けた。


ピンクビーン:へへっ。なかなかいい攻撃だね。じゃ、これはどうかな?よーいさ!


:っく・・・


ドッカァアアアン!!!



続く
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